
園長先生のおはなし
26/3/5 3:00
早いもので3月、卒業、修了、新たな一歩に向けた節目です。
ゆり組のお友だちと共に過ごした3年間を思い起こしながら、一人ひとりの成長を深く感じます。私が幼稚園に奉職させていただいたのも、ちょうど3年前でしたので、感慨深い思いです。
1年ごとに進級を繰り返すことで、子どもたちは色々なことがわかるようになり、出来るようになります。見る見るうちに身体も大きくなります。でも、それだけが成長の証ではないと思います。成長するということは、一人ひとりに与えられたいのちの力を限りなく拓いていくことだと思います。それは、個性を開花させていくと言っても良いかもしれません。
聖クララ幼稚園の子どもたちの個性も、少しずつ開いて来ていると感じます。個性というものにはふたつの面があります。個性が負の方向に膨らんでいくと、周囲に迷惑をかける利己的な性癖になってしまいます。人間関係も難しくなり、結果として自分を苦しめることにもなります。
一方、個性が良い方向に開いていくと、その個性は他の個性と調和し、さらに美しい個性として大きな力を持つことになります。聖クララ幼稚園の子どもたちの個性は、そのように開いて来ていると感じています。
聖クララ幼稚園のお友だちの個性の基は、お互いを思いやる心です。その心が育っています。思いやる心、人を大切にする心は、日々の生活の中で、お互いに助け合い、支え合いながら生きていくことの柱となる心です。この心を柱として生きる時、様々な困難を乗り越える力を得ることが出来ます。それは共に生きる力です。共に生きる力こそが、一人ひとりの可能性を拓き、良い個性を開花させることに繋がると信じます。思いやりの心は、神さまの愛を受けとめ、その愛に信頼することによって育まれる力でもあります。
卒業、進級に向け、新たな飛躍に向けた旅立ちの時、皆が共に、喜びをもって羽ばたいていけるよう、導いていきたいと思います。













.png)