
園長先生のおはなし
25/10/1 0:00
まだまだ日中は暑いですが、夕方から夜にかけては涼しくなり、虫の音も聞こえ、秋らしさも感じます。
子どもたちは運動会に向け、暑い中、日々、練習に励んでいます。ちょっときつそうでもありますが、目標に向けて頑張って いる姿はとても素晴らしいです。保護者の方々には多大なご協力をいただいており、お子様たちへの大きな愛を感じます!心から感謝を申し上げます。
聖クララ幼稚園で運動会はとても大切な行事です。難しいことや、苦しいことがあっても運動会という1つの目的に向かって皆で力を合わせていくことには豊かな学びがあります。力を合わせて頑張るとき、お友だち同士の絆が深まります。支えあい、助け合って困難を乗り越えることは、生きていくために最も大切な力ですので、そのことを心にとめて、子どもたちをサポートしていきたいと思います。
10月の月別指導のねらいは、「善を行ないましょう」です。善いことをなす基準は社会的価値観やルールだけにあるのではありません。善いことを行う基準は、イエス様の模範、イエス様の愛にあります。イエス様の模範は、日々、互いに支え合い、助け合い、愛し合う生き方です。それは大げさなことでなく、日常の小さな心づかいでもあります。10月の聖句にあるように、喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣くことは、とても大切な善い行いであると思います。なぜなら他者に共感出来ることは愛の力だからです。イエス様もそのようになさいました。お友だちの喜びを、自分のことのように喜 ぶことが出来るならば、お友だちの悲しみや苦しみにも共感し、助け合うことも出来るようになります。愛することの力は、このような日常から育まれていきます。そのような日々を歩み秘訣は、謙虚になることです。自分自身を振り返り、自分の弱さ、至らなさを謙虚に認める時、相手の弱さ、いたらなさを受け入れることが出来るようになります。私たち一人ひとりは不完全な者であるがゆえに、その不完全さを認め合い、受け入れ合うことによって、お互いが力を合わせ、助け合い、支え合うことが出来るようになります。そうすることで、大きな力を発揮する道を拓くことが出来ます。運動会に向けて、お互い力を合わせて頑張ることを通して、素晴らしい体験が出来るよう導いて参りたいと思います。











